知りたいのは、「自分」の場合 

私、東京に住んでいた頃、心理学を学んでいたんです。
週一でバスに乗って、表参道の教室に通っていた頃があったんですね。

実は私が毎週楽しみにしていたのは・・・
クラスそのものよりも
クラスの前に設けられた、数分の「振り返り」の時間でした。

「振り返り」っていうのはね、
クラスメイトがそれぞれ「この1週間の自分の実生活で、こんなことがあった」というのを言える時間なんです。
それについて、講師先生が分析して、捉え方のアドバイスをくださいます。

・私の無くしたイヤリングを探しに
 娘が宿題をほったらかして、ひとりで駅までの道を辿りに行ってしまった件

・何十年も変わらず、同じ愚痴を言い続ける母。
 私は母の一番の味方だったのに、あるときもう「可哀想」と思わなくなったこと。

・まるで私の心を覗いたかのように
 私が心に決めたことと「全く同じこと」を息子が言ったこと。などなど・・

心理学を学んでいた期間、自分のことを聞いてもらえるこの時間が一番楽しみでした。
講師先生の分析を聞くと、「ああ・・この出来事はそう捉えるのか・・!」と、腑に落ちるんです。
そして普段心が動くことがあると「来週は、これ聞いてもらって分析してもらおう」とメモったり。

そうするうちに、自己分析のチカラも、高まってきました。


世の中には、「チャレンジの後押し」や「問題を解決する」思考の仕方ってもうちゃんと、あるんです。
もうあるの^^
それらが「自分の日常」や「自分の家族関係や人間関係」「自分の目的や夢」に当てはめて理解できたとき、すっごく面白いんですよね。

なんで、こんなことが起きているのか、ってわかるから。
自分はどう受け止めて、行動していくか、定まるから。

ココロと脳の仕組みの本質的なことを「自分ごと」に取り入れることこそ、学びの目的。
この体験から、私は「マンツーマン」にこだわっています。
私を選んでくださったクライアントさまの「日常を教材」に「実践と継続」のおつきあいをさせていただいています。


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