私、かつて
シンガポールに住んでいた頃が
あったんです。
その頃、
仕事や恋愛のことで
行き詰まりを感じると
会いにいく人が、いました。
アイリーンという、おばあさん。
占い師さんです。
白髪の長い髪を
ひとつに結いて
不思議な宝石を
じゃらじゃら身につけていて。
![](https://yokogardner.com/wp/wp-content/uploads/2022/03/pexels-utpal-sarkar-5890008.jpg)
公営住宅の彼女の家を訪れると
ミステリアスな絵画のキャンバスが
窓際に重なるように置いてあり、
見たことのない東洋の楽器があり、
キョロキョロしたい衝動に駆られます。
家の中なのに、
なぜかステージもありました。
生年月日と、手相を見て、その後
カードを切るように言われたり、
袋に入っている石を一つ
取り出すように言われたり、
・・なんじゃかんじゃやって
しばしの沈黙の後、突然
お告げが降りてくる感じで
アイリーンが話し始めます。
アイリーンには
色々言われたんですけど
覚えているのは、毎回この二つ。
=====
Your life is “Hello people goodbye people.”
You will marry to a man from “bear country.”
あなたの人生は、出会いと別れを繰り返す
「熊の国」の男性と結婚しますよ
=====
・・・私は5つの国で生活し
カナダ人の夫と結婚しました。
この占い
当たっていることに、なるのかな?
![](https://yokogardner.com/wp/wp-content/uploads/2022/03/IMG_2416-1024x768.jpg)
当時30代前半、独身の私。
聞きたいのはやっぱり
恋愛、結婚、転職・・
ちょっと辛いときは、
「そういう時なんだよ」と
言ってもらえるとホッとするし
「この先いいことあるよ」と
言ってもらえると
また頑張ろうかなって思えるし
当たる・当たらないというよりも
私たちが占いに行きたい時って
心の拠り所が欲しい時・・・なのかなぁ
と、思います。
・
アイリーンに会いに行く事が
今の私って、どんなのか教えてよ、っていう
「現在地」の確認だとしたら
今振り返ってふと、思うのです。
「目的地」って、どうだったんだろう、と。
当時の私は、
「こうなりたい」っていう目的地は
自分が決められるものではなく
なんかこう、自分のこれからを
運とか縁とか、
そういうものに
任せていたようにも思います。
・
私は占い師ではないのですが、
心と脳の仕組みを勉強して
今の現実を作っているのは、
運や縁ではなく
「自分の思考」なんだなぁと
信じるように、なりました。
運や縁に思えることも
自分の思考が導いて起こしている
「カラクリ」がある。
私が5つの国に住み、
カナダ人と家族を持ったのも
アイリーンのお告げのおかげではなく
自分の思考が起こしたこと。
ただ、当時は、
その思考に気づいていなかったんです。
![](https://yokogardner.com/wp/wp-content/uploads/2022/03/pexels-leah-kelley-239329.jpg)
あなたの
目的地は、どこですか?
そこへの道筋を、見てみませんか?
今の自分では
見えていないだけ
わからないだけで
でもその道筋は
自分の思考の中にもうあるとしたら?
その道筋を
話して聞かせてくれるのは
あなたの「潜在意識にある思考」です。
私が喋るんじゃ、ないんです。
私はただ、それを
わかりやすい形にしてお伝えします。